更新日:2019.02.27冬の曇り空
更新日:2019.02.27
冬の曇り空
比較的暖かい2月となっていて、生き物たちもすっかり春の到来の雰囲気になってきました。
つい先日まで地鳴きで「チャッチャッ」と鳴きながら飛び回っていたウグイスも「ホケ?ケキョ?」とさえずりの練習を始めました。
▲シジュウカラも大きな声でさえずっています。他の鳥たちも声がにぎやかになってきました。
カラスたちが枝を運んでいるのもよく目にするようになり、おそらく巣を作っていると思われます。そんなカラスが大事そうに何かをくわえて俣野別邸の瓦の下の隙間をのぞき込んでいます。何かを入れていったようなので見てみると、
▲最初は上の屋根の瓦を見ていましたが、何かを落として下のひさしの上で拾って、右から3番目のS字瓦の下にその何かを入れました。
▲綿(ワタの実)のようです。隠しておいて、巣ができたら中に敷くつもりでしょうか?
ツバキは花を増やしているところです。木によって花の色や形が違います。
▲付属屋の横のピンクのツバキは花が増えて、つぼみもまだ待機中
もちろん赤いツバキがいちばん多いのですが、赤いツバキの中にも八重の花や紅白混ざった模様の花などありますので、花が見えたら近づいて愛でてください。
付属屋の横では赤と黄色のマンサクも咲いています。
梅の花は玄関前の木が満開を過ぎてずいぶん散りました。俣野別邸の芝庭の梅はいまたくさん咲いています。
もちろん果樹園の梅も並んで咲いてにぎやかです。階段の横の梅はそろそろ満開でしょうか。
▲ツバキの花の数の変化はゆっくりなので、ウメがせわしなく咲いて散っていくのと対照的です。
▲太陽が南寄りに沈んでいく季節は日没と俣野別邸の展望室の横顔を並べて見ることができます。
この関東南部にはこれからどんな3月がやってくるのでしょうか。
[桐]