更新日:2023.06.02【ヤマセミ】フィーバー♪
【ヤマセミ】フィーバー♪
6月になりました。
6月の和風月名(わふうげつめい)は、【水無月】(みなづき)です。梅雨の季節で雨ふりが多いのに、『なぜ水が無い月なのかな?』とずっと思ってました。そこでちょっと調べてみました!
そもそも現代は新暦を使っているのに対して、和風月名は旧暦の頃からの言葉です。なので、約1~2ヶ月のズレがあり、新暦に当てはめると、2023年だと7月18日~8月15日にあたるそうです。この頃は稲作で田植えが一段落して田に水を引く「水張月」(みずはりづき)、「水月」(みなづき)の頃なので、そこからきているようです。
また水無月の「無」は「ない」ではなく、連体詞の「の」であって、水無月=「水の月」であるという説もあるそうです。
そして、7月~8月の頃は梅雨が明けて日照りが続く頃なので、暑さで水が干上がる「水が無い月」という現実的な説もあるとのことです。
さて、前置きが長くなってしまいました・・・ (>_<) ゴメン...
先日、長浜公園では、とっても珍しい野鳥を見ることができました☆【ヤマセミ】です!!!
写真提供・・・『浜とりクラブ』5月22日撮影
本当に珍しい鳥さんで、浜とりクラブの会長さんも約20年ぶりの再会だったそうです。私も長浜公園に勤めて約10年になりますが初めての吉報でした♪
長浜公園のシンボル種でよく見られるのは【カワセミ】で、『渓流の宝石』・『飛ぶ宝石』等々と呼ばれる鮮やかな水色~緑色の体色の野鳥です。【翡翠】(かわせみ・ひすい)の名前もこの美しい色からきています。
それに比べて、今回見られた【ヤマセミ】は白黒の鹿の子模様です。カワセミ類の中では1番大きい種で約38cmにもなるそうで『冠羽』(かんう)と呼ばれる頭の上の冠のような羽は特徴のひとつです。
【ヤマセミ】は留鳥なので、このまま長浜公園に居ついてくれると良いのですが、(残念なことに)今のところ見られたのはこの日だけのようです。
管理棟内のレストハウスでは月末になると、その月に見られた野鳥たちの写真を掲出しています(毎月更新)。1日だけの【ヤマセミフィーバー】でしたが、5月撮影の力作写真が飾られました♪
みなさんも【ヤマセミ】ってどんな鳥なのか、興味が湧いたら、一度レストハウスを覗いてみてはいかがですか?(今月限定ですよ~☆)
現物(の野鳥たち)に出会えるのが一番ですが、先ずは愛鳥家さんたちの素敵な写真を見て予習しておくことも大切なことではないでしょうか。
ご来園をお待ちしております♪