更新日:2021.09.03博文邸の「重陽の節句」飾りをご覧ください
更新日:2021.09.03
博文邸の「重陽の節句」飾りをご覧ください
旧伊藤博文金沢別邸では、9月1日(水)~9月12日(日)の間、「重陽の節句」の室礼(しつらい)をしています。(※休館日9月6日(月)を除く)
9月9日は重陽の節句、無病息災・不老長寿を祈る日です。中国では古来から、奇数は縁起の良い数字とされ、「陽数」と呼ばれるそうです。陽数で一番大きい「9」が重なる「9月9日」を「重陽」と呼んでいます。日本には、平安時代にこれが伝わり、宮中行事が行われました。さらに江戸時代になると、庶民にも広まり、「五節句」の一つになりました。
▲博文邸の重陽の節句の室礼(しつらい)、建物の雰囲気にあっていて、とても素敵です。
▲旧暦の9月9日は、新暦の10月の半ば過ぎですので、菊の花が咲く頃です。菊は薬草としても重宝されていましたので、「菊の節句」とも呼ばれています。