更新日:2021.10.21 博文邸花だより 2021年10月21日
更新日:2021.10.21
博文邸花だより 2021年10月21日
現在、博文邸の庭や牡丹園で見られる花をご紹介します。
▼「杜鵑草(ホトトギス)」 花:紫の斑点模様 開花場所:第一駐車場側の門
くるっと巻かれたような形の花びらに独特の斑点がたくさんあるのが特徴です。葉は細長く、縦に筋があり、花はその脇のところについています。園内に一足先に咲き始めた「タイワンホトトギス」とは、花の大きさも付き方も若干違います。現在、両方の花をお楽しみいただけます。
▼「秋明菊(シュウメイギク)」 花:赤紫と白 開花場所:牡丹園内
風に揺られる姿が愛おしく感じられる可憐なたたずまいの花です。園内では赤紫と白の2色が見られます。一重咲きの花びらに見えるものはガク片で、はらはらと散って地面に落ちた後、中央の黄緑のボール玉(雌しべ)が残ります。草丈は30cm(赤紫)~100cm(白)ほどなので、花の目線に合わせて少しかがんでご覧になってみるのはいかがでしょうか。
▼「箱根空木(ハコネウツギ)」 花:白、ピンク 開花場所:牡丹園内
最初に開花したのは白い花。1週間ほどすると赤みを帯びた花も同時に見られるようになり・・・1本の木に2色の花が咲いています。近くには「酔芙蓉(スイフヨウ)」という同じく花の色が変化する木がございます。この季節、園内で2種類の「移ろう」花をお楽しみください。