旧伊藤博文金沢別邸 春の知らせ

私たちスタッフにとって、隣接する牡丹園の花の成長の他にもう一つ、「春だなぁ」と感じるものがあります。

客間のガラス窓越しに見える海の景色が変わります。
海苔の養殖のために10月ごろ、博文邸前の海には海苔ひびが立ち並びます。
（この時、「秋だなぁ」と感じます。）
そして3月ごろになると海苔ひびが撤収されます。
撤収が始まると「春だなぁ」と感じるわけです。

今年も撤収作業が始まりました。海に立てられた竹が1本づつはずされ、船に積まれていきます。
もう何日かすると海苔ひびがない景色に変わります。
寒い季節の特に朝一番と夕暮れ時は「空と海と海苔ひび」の風景が本当にきれいで、楽しませていただきました。

そしていよいよ皆さんお待ちかねの「潮干狩り」シーズンです。

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