更新日:2020.07.25「自然観察会」を開催しました
更新日:2020.07.25
「自然観察会」を開催しました
ビオトープと干潟の生き物を観察しました。
まずはビオトープで泥の中やヨシの中にうまく隠れている生き物たちを探します。
アカテガニ、ベンケイガニ、チチブハゼ、アベハゼなどがいました。
困り者のアメリカザリガニもいました。
講師の観音崎自然博物館学芸員の佐野真吾氏の説明を聞きます。
卵を持ったアカテガニがいました。
アカテガニは夏の大潮の晩に放仔します。
このビオトープには上流の水路からは淡水が流れて込み、下流の先は園路を横切る暗渠が海まで繋がっていて、満潮になると海水が流れ込んできます。
ビオトープが干潟と繋がっているのなら、干潟にも同じ生き物がいるはず。
次は干潟の生き物を調べます。
ビオトープにいたチチブハゼやベンケイガニは干潟でも捕獲でき、ビオトープと干潟は確かにつながっていることが確認できました。
ほかにアサリ、ヤドカリ、タイワンカザミ(ワタリガニの仲間)、マメコブシガニ、ヒゲダイ、エビなどが観察できました。
観察会終了後、捕獲した生き物は全て元の場所にもどしました。
いつまでたっても明けない梅雨のせいで、途中雨に降られましたが、濡れても楽しい観察会でした。
次回は秋に開催の予定です。
日時が決まり次第こちらのHPでお知らせいたします。