更新日:2020.09.02海苔ひび
更新日:2020.09.02
海苔ひび
博文邸の縁側から見える海に、海苔ひびが立ち始めました。
地元の漁協の方が、竹の棒を丁寧に立てていきます。ここに海苔の種がついた網をつけて育てていきます。
これが立ち始めると「秋が始まるな」と感じます。季節の風物詩の一つです。
夕暮れが早くなる季節に、海苔ひびが立つ夕映えの海の景色を縁側から見ると浮世絵を見ているような気持になります。
伊藤博文公がこの別邸を建てた頃にもこのあたりでは海苔の養殖をやっていましたので、博文公もこの景色を見ていたのではないでしょうか。
収穫は11月頃から始まります。できた「野島海苔」はこのあたりの釣り船屋さんなどで売っています。美味しいですよ。