更新日:2021.09.05秋の風物詩
更新日:2021.09.05
秋の風物詩
9月に入ったばかりなのに・・・
この青い8月の海は、随分前の事のように思えてしまいます。
もう今は、ちょっと寂しげな雰囲気につつまれた海。
そして、松林の向こうの水面にニョキニョキ出ている物は何???
八景島のアトラクション?海中迷路??
いえ、この曇天の季節ならではの風物詩・・・「海苔ひび」だそうです。
「ひび」とは海中で海苔の種を付着・成長させる用具。
つい2・3日前に地元の漁協の方々が、1本1本、無数の竹の棒(ひび)を立てていたそうです。
横浜の海でもこんな光景を目の当たりにすることができるんですね!
例年9月の初めにひびを立て、11月頃には海苔が収穫できるそうです。
博文邸からはこのように見えます。
かつて博文公も眺められたであろう、海苔ひびが立ち並ぶ野島の海。
月明かりに照らされた水面には、幾筋もの細い影が伸びていたことか・・・
当時に思いを馳せてみてください。