更新日:2023.01.08第4回てんでんこ競走が開催されました。
第4回てんでんこ競走が開催されました。
2023年1月8日(日)、空気は冷たいものの、雲一つない青空のもと「第4回てんでんこ競走」が開催されました。
このてんでんこ競走は、東日本大震災の津波被害から学んだ教訓『津波が来たら、すぐ高台に逃げること』『自分の命は自分で守る』ことを伝えていくために、金沢区災害ボランティアネットワークの方々が主体となって始めたものです。
新型コロナウイルスの影響で2021年の第2回目は中止となりましたが、昨年に引続き今年も開催することができ、主催者である金沢災害ボランティアネットワークの皆様は、第8波の感染状況が気になる中で、ほっと胸をなでおろしていました。
競走は、小学校低学年のグループ、高学年のグループ、中学生以上のグループに分かれて、野島山のゴールめざして坂を駆け上がりました。
・全グループ、スタート位置を確認しながらゴールの野島山まで向かいました。
・小学校低学年のグループから順にスタート。各グループ4~5名の組に分かれて競うタイムレースです。
・レース終了後の表彰式までの間に、災害時に避難場所でも子どもたちが体を使って遊べるものの紹介と紙芝居を披露してくれました。
・写真は、風船にテープを巻くことで、ボール代わりとなることを学び、バレーボールで遊ぶようすです。
・紙芝居は、金沢区にちなんだ民話で「身代わり観音」というもので、長浜に襲ってきた津波で観音様がさらわれてしまいましたが、村人は全員無事で、その40年後に観音様が現れたという内容のものです。参加した子どもと保護者の方、みんなで聞き入っていました。
表彰式終了後は、全員で「花は咲く」の合唱と記念撮影です。
参加された皆様ありがとうございました。
また、金沢区災害ボランティアネットワークの皆様、準備から当日の運営等までご尽力いただきありがとうございました。
そして、最後に災害の記憶を風化させてはいけない、忘れてはいけないこと。
そのために、東日本大震災の教訓を伝えていくために「てんでんこ競走」を開催しています。
これからも続けていきます。毎年1月の第2週の日曜日に開催しています。来年また会いましょう!!の言葉を締めにイベントは終了しました。