更新日:2024.12.09冬のツリークライミング作業
冬のツリークライミング作業
ツリークライミングについては以前も何度かこのブログでお伝えしたことがあります。
8月:高木伐採の仕事
9月:ツリークライミングで剪定作業を行いました!
昨日は、横浜市緑の協会の力強い助っ人である「巡回作業班」が富岡総合公園にやってきて、レンガ広場で高くなりすぎたクスノキの大枝の伐採を行いました。
ざっと10m以上になる樹木に登って、作業を行ってくれます。
使用されているロープ、結構ありますよね。
伐採された枝は、画像に見切れている白いロープの方向に落ちていきます。
樹木に沿って、垂れ下がっている一番右のロープにには滑車がついていて、枝の落下のスピードを殺す役割を担っているそうです。
ロープと人員配置の位置関係は、下の写真の通りです。
チェンソーなど、必要な道具類もロープを伝ってスルスルと登っていきます。
大枝は一度に切るのではなく、数回に分けて伐採していきます。
第一回目、枝葉の部分を落としています。
ロープを使って狙った所に安全に落としていきます。
枝葉を落とした後に、残った部分を徐々に切り落としていきます。
作業が終ると、ご自身がロープを使って木から降り、ひとまず午前の作業終了となりました。
結構、腰にぶら下げている道具ありますよね。
高所で作業するには、ご自身と一緒に作業する仲間たちの安全、そしてまた公園利用者さんや周辺の住宅の安全を担保するためロープワークの技術が必須です。
これを書いている私も、ロープワークを一度習ったことがあるのですが、習っただけでは身につかず、習得までに結構な根気が必要で、途中でやめてしまった記憶があります。
ツリークライミングでの作業はもちろんカッコいいですが、現場でその技術を使えるようになるためにかかった時間や経験を考えると本当に頭が下がります。
昨日は、一日伐採の仕事をして下さいました。
お疲れ様でした。