更新日:2015.12.29春の準備 冬芽(とうが)
更新日:2015.12.29
春の準備 冬芽(とうが)
気温もだんだん下がってきて、ようやく冬らしくなってきました。
そんななかで植物は、すでに春の準備を始めています!
冬芽(とうが)という言葉を聞いたことがありますか?
秋に葉を落とした木は、春にむけて葉の準備を始めます。
その芽のことを、冬芽といい、樹種により形がかわっていて、
冬芽を見るだけで木の種類が判断できるほど、違いがあります。
今回は、金沢自然公園の「なんだろ坂」でみつけた冬芽を紹介します。
新芽が赤いアカメガシワの冬芽は、細かい毛がびっしりはえています。
冬芽の下の黄緑になっているところが、葉っぱの落ちた痕で葉痕(ようこん)といいます。
この部分もよく見ると、顔のようになっていて面白いので要チェックです!
リース作りの材料として人気だったスズカケノキ
こちらはつるつるの筆のような形をしています。
さてさてこれはなんの冬芽でしょう!
ちいさなちいさな赤い冬芽です。
園内各所できれいに色づいていたイロハモミジの冬芽でした!
冬になり、花はなかなかありませんが、よく見ると面白い発見がたくさんあります。
ぜひぜひ金沢自然公園で、冬の植物に注目して見てみてください!
(らん)