金沢動物園公式サイト

twitter facebook youtube
「うきうき林」の うきうき の意味の写真

更新日:2016.01.12「うきうき林」の うきうき の意味

更新日:2016.01.12

「うきうき林」の うきうき の意味

花の少ない季節で、前回の「花ブログ」と変わりばえしないので、
今回は「うきうき林」というゾーン名の由来を紹介します。

ローラーすべり台のある「こども広場」と遊水地のある「みずの谷」の間の斜面地を
「うきうき林」と命名しています。

その理由は、早春に咲く花の見頃から、桜の見頃までの間に咲く植物を集めて、
植えられているからです。

そして、その時期の人間の感情(寒い冬から暖かい春)を「うきうき」と表し、
そうした植物の林という意味で名づけられました。

ボケ→スイセン→ロウバイ→ソシンロウバイ→ウメ
→ベニバナマンサク→マンサク→サンシュユ→アンズ→コブシ
→トサミズキ→ヒユウガミズキ→ハナモモ→ユキヤナギ→ヨコハマヒザクラ
→レンギョウ→ヒガンザクラ→ヤマザクラ→アブラチャン→ソメイヨシノ...
と続き、それぞれの満開の時期には、まさに「うきうき感」があります。

ボケ (バラ科)
花の少ない時期に毎年真っ赤な花を咲いてくれます。


スイセン(ニホンスイセン)(ヒガンバナ科)
公園になる前の山の畑の片隅に植えられていたものを少しずつ増やしこのようになりました。


ロウバイ (ロウバイ科)
花弁が蜜蝋(みつろう)のような透明感があることからこの名が付きました。


ソシンロウバイ (ロウバイ科)
ロウバイと比べ花全体が黄色で美しく、ロウバイより若干遅れて咲き出します。


ウメ (バラ科)
本園の梅林は30種約400本植えられ、早咲きの花梅が多いのが特徴です。


また、サクラまでの間いつ来ていただいても何かが満開になっています。
2月20・21日は「梅見のお茶会」イベントも行われます。

まだ寒い日が続くと思いますがお天気の良い日にはぜひお出かけください。

by花咲じじい