アオバネワライカワセミ子育て中♪

6月5日、アオバネカワセミに待望のヒナが誕生しました。

金沢動物園では4年ぶり、展示場での孵化は初めてのことです。

真っ白な卵を1ヶ月近く親鳥が交代であたためていましたが、

無事に産れたヒナは羽もはえておらず、目も開いていない、

お世辞にもかわいいとは言い難いものでした。

それでも親鳥たちにはたいそう可愛いものらしく、

群れのメンバー5羽が入れ替わり立ち代わりヒナにエサを運びます。

野生のワライカワセミはネズミやトカゲ、昆虫などを捕食します。

動物園ではマウスを与えていますが、ヒナが食べられる小さな生き物を

親鳥たちに与えなければなりません。

園内でカエルやミミズなどを取ってきて親鳥に与えることにしました。

カワセミは群れで子育てをするので、オスもメスもせっせとヒナにエサを運びます。

中でも左足に茶色いリングをつけたオスが一番熱心にヒナの面倒を見ているようで、

真っ先に飛んできてはヒナにエサを運んでいました。

現在、孵化から1ヶ月が経ったヒナは、だいぶ羽が生えて、

目も開いてかわいらしくなってきました。まだちょっと不恰好ですけど・・・。

巣立ちまではあと1ヶ月ちょっとかかりそうですが、

8月の初めには可愛い姿を見せてくれるのではないかと、楽しみにしています。

皆さんも是非、ワライカワセミのヒナを見に来てくださいね♪

(宮川)

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