更新日:2014.07.22マーラ・オス・それぞれの生活
更新日:2014.07.22
マーラ・オス・それぞれの生活
マーラは、アメリカ区のオオツノヒツジやプロングホーンの展示場のモートで、
オス3頭・メス2頭の計5頭で暮らしていました。
オスは、右耳にそれぞれ赤、白、青のタグをつけ、
メスは、左耳に緑、青のタグをつけています。
写真のように、仲良くいっしょにいたころもありました。
ただし、一般的にはオス同士はよく争います。
ここで飼育されていたオスたちも争いが絶えません。
▲5頭そろって生活してた頃
最近オス同士の抗争が激しいため、赤タグと白タグのオスに
しばらく出張に出てもらうことにしました。
白タグのオスの 行先は、ローランドアノアのモートです。
初めは、こんなところに放しても大丈夫かなと心配するくらい、雑草が生い茂ったところでした。
ところが、体が隠れてしまうほどの藪の中を行き来して、獣道ならぬ『マーラ道』を作り、
新鮮な野草と給餌された物をしっかり食べ、のびのび暮らし始めました。
不満があるとすれば、仲間がいないことぐらいでしょうか…。
▲アノア展示場前のモート
▲出張した白タグのオス
赤タグのオスは、プロングホーン舎に間借りさせました。
同じ一人暮らしのブッチ(プロングホーン)と気が合ったのか、
よく2頭はそばにいるようになりました。
▲ドア越しにブッチと和む?赤タグのオス
以前は一番弱くてペアを組むメスが一人もなくさびしかった青タグのオス、
2頭のメスをそばに置いて、夢のようなモテキの生活をしています。
▲メスたちのそばで幸せそうに昼寝をする青タグのオス
三者三様、それぞれ、違った生活の中でたくましく生きています。
見えづらいところで心苦しいのですが、こんなに見た目かわいいけど、
くじけないマーラたちに、時には会いに来てください。(尾崎)