更新日:2020.03.25新生活、始めました
更新日:2020.03.25
新生活、始めました
春は、別れと出会いの季節です。
オオツノヒツジのリンタロウも、節目の時期を迎えました。
オオツノヒツジの子供は、1歳ぐらいまでは、お母さんや他のメスたちと一緒に群れで暮らします。リンタロウも、生まれてからずっと、お母さんのコハルやメスたちと一緒に暮らしてきました。
(引っ越し数日前。お母さんのコハルとリンタロウ)
しかし、リンタロウはオスです。
ずっと、メスの群れで暮らしていくことはできません。
リンタロウが生後10か月を迎えた3月。オスの群れに引っ越しをしました。
メスの群れにいた時は、リンタロウは、子供の割には大きいなぁと思っていましたが、オスの群れに入ると、リンタロウがとても小さく見えます。
そして、リンタロウはついにオスの群れが暮らす岩山の展示場にデビューしました。
(オスが近づくと慌てて逃げています・・・。)
大きなオスたちは、少しリンタロウに近づいて終わりでしたが、リンタロウより1歳年上のオーキッドとパルがしつこく追いかけます。好奇心旺盛で、やんちゃなリンタロウも大きなオスたちに、すっかり尻込みしてしまいました・・・。
先輩オスたちが落ち着いて、のんびり休憩を始めるころ、リンタロウもようやく一息つきます。
なんと、岩山の一番見晴らしの良いところに座っていました。
リンタロウの大物っぷりを垣間見たような気がします。
(一番高い岩の上で、リンタロウとマンサクがひと休み中)
小さいリンタロウも、これからはオスの群れで暮らしていきます。
少しずつ群れに慣れて、立派なオスになってほしいなぁと思います。
がんばれ、リンタロウ!!
飼育展示係 佐藤