更新日:2020.05.07徐々に奇妙なインドサイ!? 第二部
更新日:2020.05.07
徐々に奇妙なインドサイ!? 第二部
我われはこの老獣をしっている!
いや!このまなざしと
この角のキズをしっている!
インドサイのキンタロウだっ!!
『ドイツのインドサイは世界一ぃぃぃぃ!!』
(#本人談 #ドイツ生まれ #あくまでも個人の感想です)
世界一ではないですが、
日本で一番、子供を作った実績のある優秀なオスであることは間違いないです。
インドサイは通年単独生活なので、メスとのペアリングはとても気を使います。
キンタロウも若かりし頃は激しい個体で、メスのゴポンに発情が来ると興奮して暴れまくっていました。
すぐに同居するとゴポンに過剰に攻撃してしまうので、隔離して、ある程度キンタロウが疲れた状態から同居を開始しました。
(若かりし日のキンタロウとゴポン)
現在でもゴポンに発情が来ると激しく興奮し、メスのところへ行きたくて大暴れをしますが、高齢のためメスに乗る脚力もなく...
メスとの角突きも疲労からすぐに押し負け...
(ゴポンから逃げるキンタロウ)
「逃げるんだよぉぉぉぉ!!」
すぐに敗走するようになってしまいました。
ひどい時には同居前から負け犬ムードだったり...
日本国内に9頭しかおらず、野生でも絶滅が心配されているインドサイ。
同居の方法、同居のタイミング、キンタロウのフィジカル、メンタル、両面での強化などまだまだやれることがあるはず。
年齢的にギリギリですが、まだ繁殖のチャンスはあるはず。
問題山積みですが私は考えるのを・・・やめません。
これからもインドサイファンのみなさんに応援してもらえたらと思います。
またまたやらせていただきましたのは
近距離パワー型飼育員 ロシモフ
ー第二部・完ー