更新日:2020.07.25桐始めて花を結ぶ (きりはじめてはなをむすぶ)
更新日:2020.07.25
桐始めて花を結ぶ (きりはじめてはなをむすぶ)
二十四節季では、キリの木が実を結び始めるころと言われ、野山にはホタルが飛び交い、畑ではエダマメの実がふくらみはじめます。ののはな館入口でもエダマメが実をつけて、お客様とともに多くの虫たちを迎えています。ぜひ、ご来館の際はエダマメやササゲの実に沢山のカメムシの仲間が集まっている様子もご覧ください(笑)
ツユクサ ツユクサ科
瑠璃色をした小さな花で、園路や草地に咲いています。古くは花を摺り布を染めたことから「着き草」と呼ばれたそうです。また、「月草」の名で歌に詠まれた花でもあるツユクサは、染めた着物がすぐ色褪せてしまうことから、人の心の移ろいやはかなさを感じさせる歌のことばになりました。
ヤブミョウガ ツユクサ科
シダの谷の林床に生えるヤブミョウガは、高く伸びた茎の先端に小さな白い花を何段にも咲かせています。
ウバユリ ユリ科
花が咲くころ葉がないことが多いので「歯がない」=「姥」とのごろ合わせでそう名付けられたそうです。そんなウバユリの葉はハート形に似た葉をつけます。
ムクゲ アオイ科
真夏の野山に咲く花が少なくなってきたころピンクや赤・白の花をつけます。ムクゲの樹皮はかゆみ止め、蕾は下痢止め効果があると言われてます。「よこはま動物園(ズーラシア)」で飼育している「セスジキノボリカンガルー」も好んでよく食べる植物です。
キササゲ ノウゼンカズラ科
ののはな館からシダの谷をぬけて高速のトンネルの先に「キササゲ」が実をつけています。生薬の名で「梓実(しじつ)」と呼ばれ、「梓(し)」は「あずさ」と読まれますが本来はササゲの事を指すそうです。
ネムノキ マメ科
ツノゴマ ツノゴマ科
ダチュラ ナス科
暑い日は続きますがあそびにきてね!!
(けい太)