更新日:2021.03.28オス? メス?
更新日:2021.03.28
オス? メス?
金沢動物園のインドゾウ。
牙の長い「ボン」。牙が見えない「ヨーコ」。
体の大きさもボンが大きく、すぐにオス、メスがわかります。
ほのぼの広場のニワトリ。
トサカが立派なオスの「スナギモ」(手前)とメスの「タマゴ」(奥)もわかりやすいです。
(現在鳥インフルエンザ防疫対策として、展示を見合わせています。)
金沢動物園内の野生のイソヒヨドリ。
羽の色をみれば...
色の鮮やかなオスと、
モノトーンのメス。
こちらも成鳥ならすぐにわかります。
傷病鳥獣で保護されたカルガモ。
これは......
オスメスがわかりにくいです。
鳥は外見ですぐわかる種類もいれば、わからない種類もあります。
でも、カルガモなら奥の手もあります。
レントゲンを撮るのです。
ちょっとわかりにくいですが...
このレントゲンはメスです。
こっちがオス。
判別ポイントはここ↓
カルガモのオスは気管分岐部(鳴管)に膨らみがあります。それがレントゲンで写るのです。
外見でもレントゲンでもオス、メスがわからない鳥類は、血液から遺伝子検査を行って判別したりします。
(獣医 かみて)
※現在は鳥インフルエンザ防疫対策として、鳥類の傷病鳥獣の受け入れを中止しています。