≪パルマワラビー≫おいしい植栽

11月に入り、やっと念願の休園日。パルマワラビーの展示場には、新しく5本の植物を植えました。

まずはヤナギ。これは海外を含め多くのパルマ飼育園で給餌している植物です。このヤナギが2本。

そして、カンガルーの展示場にも植わっているフェイジョア、これが3本。

こちらは南米原産で特にカンガルーたちが特別好んで食べるわけではないのですが、常緑の低木であり冬期に下草が枯れた際の緑味を足したかったことと、カンガルーの展示場にもあり私が管理に慣れているという理由から選びました。

さて、植樹後の初日。

見慣れない光景に戸惑っているようにも見えますが、朝イチここで一旦止まることは毎日のことなので、ある意味いつも通りです。

ヤナギは気に入ったのか、予想通りすぐに下の方の葉を全部食べてしまいました。

いつもと違う運動もできてちょうど良い⁈

この日の夕方囲い付けたので、次回ヤナギが食べられるのはもう少し先の予定です。

フェイジョアは多少気にしているようでしたが、初日は特に食べることはしませんでした。

しかし日にちが経つにつれて、葉をかじる行動が見られてきました。

パルマワラビーは低木の木の葉や樹皮なども食べることから、今回の樹木にあまり長持ちは期待していません。日中彼らがすこしでも楽しめる選択肢が増えたなら良いな、と思っています。

（しばた）

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