更新日:2021.11.07立派な角は大人の印
更新日:2021.11.07
立派な角は大人の印
スーチョワンバーラルはオスメス共に角が生えています。
オス角
メス角
オスの角は横に広がり、先端にかけてねじれるような形をしています。両角で長さ約70㎝、3㎏ほどあります。
メスの角は上に向かって生え、先端にかけて外側に広がるような形をしています。 大人になっても片角約20㎝、0.1㎏ほどです。オスに比べると小さいですね。
バーラルを含む、ウシ科の角は洞(ほら)角(づの)と呼ばれています。
洞角は頭蓋骨から突起した骨(角(かく)芯(しん))のまわりを、タンパク質の一種であるケラチン(角(かく)鞘(しょう))が覆いかぶさっている状態です。
生え変わることはなく、根本から少しずつ成長していきます。なので、立派な角を持つ個体ほど年齢が高いです。
赤ちゃんの時はこんな感じです。
毛に埋もれて見えませんが、小さい角が生えています。
さらに5月に生まれたサツキとタンゴは、
【サツキ♂】
【タンゴ♀】
個体差もあると思いますが、サツキ♂の角の方が大きいです。
こどもたちの角の成長は今後も期待ですね!
バーラルたちの個性豊かな角にも是非、注目してみてください。
飼育展示係 藤田