更新日:2021.11.17カンガルーとアメジストセージ
更新日:2021.11.17
カンガルーとアメジストセージ
カンガルーの展示場には植えたものから、意図していないものまで様々な植物があります。少し前にお伝えしたイヌタデもまだ勢力衰えず健在ですが、夏の終わりから目を引いているのは、綺麗な紫の花が特徴のアメジストセージです。
こちら中央アメリカ原産のシソ科の植物です。カンガルーたちはほぼ口にしませんが、セージの根本にある別の植物を食べたり、日陰に利用したりとそれなりに存在意義はあるようです。そして、なんと言っても鮮やかな花の色。茶色と緑ばかりの展示場を、いっとき華やかに彩ってくれています。
家庭で栽培する際は、丈が大きくなりすぎるのを防ぐためにある時期で切り戻しをするそうですが、金沢ではやっていません。
だいぶ大きくなって倒れそうにはなりますが、あえて伸び放題にしたこの高さ、ちょうどメスの顔のあたりに花がくるんです!
花の時期は長いのですが、そろそろ終わりかけ。カンガルーとアメジストセージの素敵な写真を撮りたい方はお急ぎください。
(しばた)