更新日:2022.08.19ついに!
更新日:2022.08.19
ついに!
スーチョワンバーラルのヴァーヴが生まれて約3か月が経ちました。
生まれたときは2.5kgだった体重も、あっという間に10kgを超えました。
朝、おはよ~と獣舎に入り様子を見るたびに、
えっ、昨日より大きくなってない?!と二度見してしまいます。
▼3日齢のころ
▼生後3か月のころ
母親のジャイアントと一緒に乾草を食べたり、昨年生まれのウルルやサツキ、タンゴとじゃれあったりしながらすくすく成長しているヴァーヴですが、
最近ついに・・・
小さな角が見えるようになりました!!!
測ったところ、両角とも2cmほどの長さでした。
角の根元はこんな感じです。
バーラルを含むウシ科の角は、洞角(ほらづの)と呼ばれています。
洞角は、頭蓋骨から生えた骨の芯をタンパク質の一種であるケラチンが覆っている構造をしています。
頭蓋骨とは独立して伸びるシカの角とは違い、生え変わることはありません。
ちなみに、人間の髪や爪の主成分も同じケラチンです。
そんな角を持つバーラルですが、オスは成長すると角の長さが約65~80cmに達します。
角の太さや形、大きさは個体によりさまざまです。
角の先端がグッと上に上がっていたり・・・(写真の個体はハッサクです)
あまり上がっていなかったり・・・(写真の個体はラージです)
ヴァーヴの角はこれからどんな形になるのか。
ぜひ成長を楽しみにしていてください!
バーラル担当 いかり