更新日:2024.02.06サツキだけの遊び方
更新日:2024.02.06
サツキだけの遊び方
スーチョワンバーラルの展示場は毎日水で流して掃除をしています。
普段は閉園後バーラルたちを収容してから掃除をするのですが、冬は日が短く夕方になると暗くなって足元が見えづらくなるため開園中に掃除をすることが多いです。
バーラルは基本的に水に濡れることがあまり好きではありません。
そのため、ホースで水を流しているとみんな離れていくのですが(なでてほしくて水を避けながら近寄ってくる個体もいますが)、なぜかサツキだけは気にせず近づいてきます。
特に、展示場の扉の外から手を伸ばして水を流していると、ほぼ100%の確率で来ます。
やってきてなにをするのかというと...
水の下をくぐります。
しかも何往復もします。
この遊び(?)は1年前から続けられており、そのときは体も小さかったのであまり濡れることなく水の下をくぐれていたのですが、今は成長してだいぶ体も大きくなりました。
本人はそのことに気づいていないのか変わらずチャレンジしてきますが、サツキがくぐるタイミングに合わせてホースを上向きにしないと思いきり濡れてしまうようになりました。
この日も案の定、右角に水がかかってしまっています。
よーく見ると背中の毛も濡れてしっとりしています。
夕方、タイミングが合えばこの不思議な遊びをするサツキを見られるかもしれません。
飼育展示係 いかり