更新日:2024.04.05ウラシマソウ
更新日:2024.04.05
ウラシマソウ
ウラシマソウ(サトイモ科)は花びらの中から長く伸びたひげのような付属物を、浦島太郎の釣り糸をたらしている姿に見立てた名前です。
浦島太郎の名前からきたというと覚えやすいですね。
暗い木陰に生えているむらさき色の花は、同じテンナンショウ属のマムシグサのようにヘビが頭を上げている様子とよく似ていて、可愛らしい花ではなくグロテスクな花に見えます。
金沢自然公園ではマムシグサではなく、ウラシマソウの方がよく見られます。
釣り糸をたらす浦島太郎を思い出しながら、暗い木陰にたたずむウラシマソウを見に来られるのはいかがでしょうか。