更新日:2017.04.28カモシカが仲間入り!
更新日:2017.04.28
カモシカが仲間入り!
2017年3月25日、東京都立大島公園からニホンカモシカの「ツバキ」が来園しました!
ツバキは2012年4月23日に大島公園で生まれました。
「ツバキ」という名前は、伊豆大島の代表的な花「椿」にちなんで名付けられたそうです。
(▲椿の花:金沢動物園にて撮影)
大島公園は東京都大島町にあり、住所は東京都でありながら離島です。
一般的に、動物園で飼育している動物の移動は、輸送箱(動物を入れる専用の箱)に入れ、車に乗せて移動するケースが多いですが、今回はフェリーに揺られて横浜港まで、さらに車に乗ってはるばる金沢動物園までやってきました。
▲ツバキが入っている輸送箱をトラックから下ろし、部屋まで慎重に運びます。
▲搬入当初のツバキ。ちょっと腰が引けています...。
来園したばかりの頃は、人の気配や小さな物音が聞こえただけで、すぐにパニックになってしまうほどでしたが、1週間ほど経つと、少しずつ環境に慣れてきたのか、目の前を通っても落ち着いていられるようになりました。
▲2週間ほどたったあと。少し余裕もみえてきたかな?
カモシカは元々、神経質な動物だと言われますが、ツバキはそれに輪をかけて、かなり神経質で繊細な心の持ち主のようです。
これから少しずつ、展示場に出る練習をしていきます。
ツバキの展示場デビューまでもうしばらくお待ちください!
(松野)