更新日:2018.05.04ホトケドジョウの産卵、孵化
更新日:2018.05.04
ホトケドジョウの産卵、孵化
GWは大勢の来園者の方々でにぎわっていました。生きもの館も孵化(ふか)、育成ラッシュで大変にぎわっております。皆様いかがお過ごしでしょうか。
神奈川県のレッドデータブックで絶滅危惧ⅠB類(ⅠA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種)に指定されているホトケドジョウが孵化しましたのでそのご報告をしたいと思います。
4月に入って生きもの館のバックヤードで飼育しているホトケドジョウのお腹が大きくなってきました。卵巣や精巣が発達してきたのだと判断し、ペアリング用の水槽を用意してみました。
大きめのプラケースにウィローモスという水草をタコ糸でまとめたものを放り込んでおき、ここに1ペアのホトケドジョウを入れておいたら・・・。
ある日、プラケースの底にいくつかの卵が沈んでいました。ホトケドジョウの卵はミナミメダカの卵と違い、粘着力が弱いのでウィローモスから離れて沈んでしまったんですね。
卵は1~2日で孵化しました。これもメダカに比べると格段の早さです。まだお腹に卵黄が少し残っているような稚魚を奇跡的にピントが合って撮影できました。
続きはその2で・・・。
(飼育展示係 桐生)