更新日:2018.06.15ケンポナシの花が咲き始めました。
更新日:2018.06.15
ケンポナシの花が咲き始めました。
関東地方も梅雨入りして、雨の日が多くなりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
新緑を潤すような雨の時は、静かな園内をお散歩するのも素敵です。
さて今回は「ケンポナシ」という樹木を紹介します。
クロウメモドキ科の落葉高木で学名(Hovenia dulcis)「玄圃梨」と表記されています。
この樹木は6~7月に枝先、枝の上部の葉脇から集散花序をだし、小さな緑白色の花をつけます。
また9~10月には、花の後の花序の軸が膨らんで肉質になります。
園内には2本植栽されており、5月下旬ごろから蕾を持ち、6月の中旬でやっと開花し始めました。
5月下旬の頃の蕾の様子
6月に入り蕾が幾分大きくなりました。
やっと一部の花が開花しました。
もう少しすると集散花序全体が開花し、大きな白い花のように見えるのでしょうか?続けて観察していきます。
樹名板が付いておりますが、全体の感じはこんなです。
樹皮は網目状の縦の割れ目が多いです。
ちょっと面白い樹木ですので、園内を散策の折にご覧ください。
ののはな子