更新日:2018.11.27今年もミヤマクワガタの幼虫が孵化しています
更新日:2018.11.27
今年もミヤマクワガタの幼虫が孵化しています
すっかり寒くなり、いきもの館バックヤードのカエルたちもすっかり冬眠モードに突入している今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年の初夏に羽化したカブトムシが、まだ1匹生きています(11月23日現在)。さすがに動きは鈍いですが、昆虫ゼリーを与えると皿まで来て食べています。
ミヤマクワガタも1匹生きています。同じ親から生まれた個体でも、たまに妙に長生きする個体がいたりします。
さてさて、今年もミヤマクワガタの幼虫を掘り出しています。ペアリングを行ったプラケースの壁面に幼虫が見えるようになったらその時期です。
プラケースを静かにひっくり返すと、幼虫がたくさん出てきます。今年は既に180匹を超える数の幼虫を掘り出しています。まだ掘り出していない大型プラケースが2つ残っているので、200匹超えは確実です。昨年も200匹以上の幼虫が孵化し、1匹ずつボトルに詰めて管理をしていたのですが、さすがに餌の昆虫マット交換が大変なので今年は孵化した幼虫のほとんどを1個の大型コンテナに入れて飼育しています。これでボトル飼育と変わりなく成虫が出てきてくれれば世話の省力化ができるのでいいのですが。
一応20匹ほどは今まで通りボトルで飼育していこうと思います。
(飼育展示係 桐生)