トウホクノウサギ

• 学　名

  Lepus brachyurus angustidens

• 英　名

  Japanese Hare

• 概　要

  丘陵地から山地にかけての若い植林地や草地に棲み、草や木の葉、小枝、樹皮を食べる。夏毛は茶色に、冬毛は白色になる。単独で生活し、主に夕方と夜明け近くに活動する。繁殖シーズンは、3～10月にかけてで、この間3～5回繰り返し出産する。子は、毛が生え目も開いた状態で生まれ、生後1ヶ月ほどでひとり立ちする。野生では、生態系の下部に位置し、常に天敵に狙われる存在のため、素早く敵の存在をキャッチするための長い耳や360度の視野を持つ眼、そして敵から逃れる為に強靭な跳躍力を生む大きな後ろ足など、まさに逃げるために進化してきたような動物。

• 体　長

  45～55cm

• 体　重

  2～2.5kg

• 分　布

  本州の日本海側及び東北地方

• 目 / 科

  ウサギ目 / ウサギ科

• 希少種(レッドリスト)

  絶滅危惧種＞軽度懸念（ＬＣ）

• ワシントン条約