更新日:2016.10.04スペシャル プレゼント!!!
スペシャル プレゼント!!!
9月末まで実施していた「アカアシドゥクラングール チャリティイラストコンテスト応募作品の展示」がご好評のうちに終了しました。
みなさん、ご覧になりましたか?
アカアシドゥクラングールへの思いがこもった、素敵な作品ばかりでした!
今回のチャリティイラストコンテストは、ザ・ボディショップにより、「バイオブリッジキャンペーン」の一環として企画されたものです。イラスト応募1点につき10円が、ザ・ボディショップからズーラシアに寄付され、アカアシドゥクラングールの域外保全(繁殖)活動に役立てられます。
そこで、9月18日~10月10日までの日曜・祝日にアカアシドゥクラングールにスペシャルプレゼントをあげながら、特別ガイドを実施しています。
スペシャルプレゼントは、例えばこれ
なんだか分かりますか?
それから、これ
こっちの方が分かりやすいかな?
などなどいろんなスペシャルプレゼントを用意しました。
特別ガイドも残すところあと10月9日(日)と10日(月・祝)の2回となりました。
お見逃しなく!
さてさて、前回ショーンの誕生日のブログでぽろっとつぶやいた「2歳になって、そろそろ新たなステップを踏み出そうかな?」の言葉どおり、ズーラシアのアカアシドゥクラングールたちにはちょっと変化がありました。
これまで、母親のワニと息子のアーニ、人工哺育で育ったムー(メス)とショーン(オス)の4頭が一緒に過ごしていましたが、次の繁殖に向けた準備のために、母親のワニを子どもたちから分けました。
今は、子どもたち3頭で暮らしています。
これまでワニにべったりだったアーニは最初は少し寂しそうでしたが、実は一番年下のアーニが3頭の中で一番体格がいいので、3頭の関係の変化を観察するのはとても興味深いです。
体格が良く、母親に常に見守られていたアーニは、これまで一番年下ながら、一番生意気でした。
年上のムーやショーンへ盛んにちょっかいを出し、反撃されると母親に助けを求めるやんちゃ坊主だったのです。
母親の援護がいなくなった今、アーニがどう振舞っているのかというと、
アーニ(左)「これ欲しい!」
ショーン(右)「ダメ、僕のだもん!」
アーニ(左)「いや~、これが欲しいの~」
ショーン(右)「ダ~メ~、僕の~」
これまでは、この辺りで母親のワニが飛んできて、アーニがゲットしていました。
でも、今は・・・
アーニ(左)「僕が欲しかったのに・・・」
ショーン(右)「僕のだもん!」
年上のショーンの方が順位が上になりました。
こうやって集団で生活するルールを覚えていくんですね。
一方、ムーは・・・
「男の子って子どもよね」とでも言っているのかどうなのか。
(飼育展示係 川口)