更新日:2016.12.14タヌキ姉妹
タヌキ姉妹
こんにちは!
傷病鳥獣担当ヨシタツです。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、現在、横浜市の動物園では、
高病原性鳥インフルエンザの影響により、傷病鳥の受け入れを一時中止しております。
展示やイベントにつきましても、一部変更していますのでご理解のほど、よろしくお願い致します。
http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/zoorasia/details/post-334.php
さて、タヌキ姉妹成長期、第2弾です☆
前回のブログで説明をし忘れていたのですが、このタヌキ達は4月下旬に保護された個体です。
2頭とも元気に成長し、8月11日に野生に帰しました。
私も初めて見たタヌキの赤ちゃん。
(タヌキママとして働いた飼育員ヨシタツ。)
普段間近で見ることのできない野生動物(と飼育員)をより多くの人に見てもらえたらな、
そんな思いでブログを書いていますので、今後もよろしくお願いします。
さあ、そんな彼女たちは、
離乳への第一歩を踏み出しました。
いい顔してますね。
バナナをペースト状にしたものと、ミルクを混ぜた離乳食です。
ミルクがとてもいい匂いなんですよね。個人的に好きです。
それはさておき、草も生い茂る季節、5月。
日中は外に出して、自然と触れ合わせる試みをしてみました。
どこにいるかわかりますか?
近づいてみます。黒っぽい毛が見えますね。
おや、何か見つけたようです。2頭で興味津々。
横になってみたり(大地の鼓動を聞いているのでしょう)、
何かを気にしてみたり、
においをかいでみたり。
ぼーっとしていますね(太陽の偉大さを感じているのでしょう)
「なにみてるのよ!」
あっ、ごめんなさい・・・(もしかして図星?)
そのまま寝てしまいました。
土と草のお布団、気持ちいいよね。私も好きです。
少しずつ、顔や体の色が変わってきているのがわかりますでしょうか。
まっくろくろすけからタヌキに成長してきている証拠です。
では、また次回のタヌキ姉妹成長期をお楽しみに☆
飼育展示係 義達