更新日:2017.05.16ニホンザルすくすく成長記②
ニホンザルすくすく成長記②
4月25日に生まれたニホンザルの赤ちゃんは展示場内を一人で歩く時間が多くなり、同時にお母さん以外のニホンザルたちともコミュニケーションをとるようになってきました。
お母さんと赤ちゃん、微笑ましい光景!!と思いきや、隣にいるのがお母さんでないこともしばしば...
今日は、赤ちゃん親衛隊(よく一緒にいる個体)のニホンザルをご紹介します。
まずはお母さんと赤ちゃん
お母さんのミロは顔が赤め(写真はピンク色に見えますが...)で面長です。目の間と額に薄く個体識別の入れ墨が入っているのが特徴です。5月14日現在、赤ちゃんをお腹に抱えて歩くのはお母さんのミロだけです。
次は、おばあちゃんのナナコと赤ちゃん
さすがに親子。ミロと顔立ちがよく似ていますが、ナナコの方が目が細く体も大きいです。赤ちゃんも将来きっと面長になるでしょう。。。
クリス(メス)と赤ちゃん
ミロに似た顔立ちですが、顔がピンク色で毛色も明るい茶色です。赤ちゃんが起きて動いていると高確率で傍らにおり、ミロが離れると自分の足の間に赤ちゃんを入れるように座ります。
リオネル(メス)と赤ちゃん
最近、近くにいることが増えました。額が広く、生え際が真っ直ぐなのが特徴です。
ニーヤン(オス)と赤ちゃん
ニホンザルのオスは子育てには参加しないのですが、隠しきれない赤ちゃんへの興味がよく伝わってくるオスです。普段年下のサルと遊んでいることが多いので、年下の扱いが上手なのかもしれません。遊んでいるロープをそっと支えていました。
体が大きく、額の真ん中に四角いハゲがあるのが特徴です。
今日は誰が赤ちゃんの近くにいるか...ぜひ参考にしてみてください。
寝ているダイチャンにタッチ!おとなのサルに囲まれ、人気者です。
鼻の頭が赤いのは、ちょっと高い岩から落ちてぶつけてしまったから...あっという間の出来事で、お母さんもびっくり!お客さんもびっくり!ちょうど見ていた私たち飼育員もびっくり!でしたが、ちょっとの傷で済みました。
元気でお転婆な赤ちゃんです。
(飼育展示係 西川)