更新日:2018.12.15試作品2号・3号
試作品2号・3号
試作品1号は前回のブログ(こちら)でご紹介した通り、悲しい結果になりました。
そこで今度は、シュリーの大好物であるサツマイモで、試作品2号を作ることにしました。
試作品2号はさらに小さい入れ物にサツマイモを乱切りにして、粉ゼラチンとリンゴをお湯でミキサーにかけたものを流し入れ、数日間かけて固めました。
今回はしっかり固まりました。
ゼラチンを食べてくれるかどうかを知りたいので、耳や目などの飾りつけは割愛しました。
よし、あげてみます。
まず、踏みつぶしました。
今回はゴロゴロとサツマイモが入っているので、反応が良いです!
しかし、ぶんぶん振ってゼラチンを落としてから食べようとしていました。
サツマイモだけをちょびっとずつ拾って食べていました。
翌朝までサツマイモからはがれたゼラチンは残ったままでした・・・
やはりゼラチンは嫌いなのでしょうか...
そこで試作品3号!
ゼラチンを食べてくれないならば、他のもので形を作るべきかもしれない...
とも思いつつ、最後の望みをかけて、今度は蒸したサツマイモを粉ゼラチンとお湯でミキサーにかけてみました。
サツマイモの甘い良い匂いがしています。
さあ、今回はゴロゴロしたサツマイモが入っているわけではないので、ゼラチン自体を食べないと芋の味もしません。
残してもいいように、とても小さく平べったく作ってみました。
シュリーはどうするでしょうか?
手渡しすると、受け取ってはみたものの、
その場にポイっとしました...
でもサツマイモのにおいが強かったからか、それを部屋の奥まで運び、
まずはお決まりの踏みつぶしにかかります。
平べったく作ってしまったので、踏んでも割れません。
すると鼻を上手に使ってちぎり......
一口食べました!!
その後も口に入れたり出したりしていましたが、何とか口に運んでくれました。
試作品1号の時の拒絶感はなく、ゼラチンに慣れたかな?
本番は大きいのでどのような反応になるか分かりませんが、踏みつぶしたり口に運んだりしてはくれそうだったので、このまま予定通りゼラチンでケーキを作ることにしました。
しかし!
本番用で大事件が起こるのです。
それは次回に。
【飼育展示係 くわばら】