更新日:2018.08.08群れの変化②
群れの変化②
みなさま、こんにちは!
連日の猛暑、嫌になりますね。
早く涼しくなってほしい、今日この頃です(^_^;)
前回のブログはこちら→ 群れの変化①
さて、今回はモカが生まれてから行動が変わったもう1頭のお話です。
ココアが子守行動をするようになった、ということは群れにもう1頭いるメスのショコラではないかと思ったフランソワルトン通のあなた!
初日こそモカを抱きたくて触りたくて仕方がなかったショコラですが
(左のモカを奪おうとしているのがショコラです)
数日もすると、熱が冷めてしまったかのようにあまり興味を示さなくなりました。
現在もごくごくたまにモカを抱いていることもありますが、ほとんど接触しようとはしていません。
では、今回の話は誰についてなのかというと・・・。
2016年11月に生まれたオスのトントンなんです!!
モカが生まれるまでは群れの中で1番小さかったトントンにとって、赤ちゃんはまさに未知の生物(笑)
昨年生まれたもう1つの群のにレモンのことを、獣舎の中で向かい合う寝室越しに見てはいたと思いますが、同じ空間の中に赤ちゃんが存在しているのは初めての経験です。
未知との遭遇に興味津々のトントン。
こんな風に覗きに行ったり、引っ張ってみたりしては、チョコたちに怒られていました。
また、私がモカの写真を撮っていると、
カメラの前に割り込んできては
手を出してきたり、カメラのレンズを舐められたりして邪魔をされることが多々あります(-_-;)
まるで今までは自分が注目の的だったのに、その座を奪われたことにジェラシーを感じているかのようです。
さて、そんなある日。
チョコがモカを床に置いて、自分だけ餌を食べにいなくなってしまったことが。
必死に鳴いて助けを求めていたモカを
誰かがサッと抱き上げました!
そう、トントンです!!
私もこの日初めて見たので、抱いた!と思わず叫んでしまいました。
抱かれることには慣れているトントンですが、抱くのは初めての経験。
当然、下手です(笑)
モカも抱き方に違和感があるのでしょう。ジタバタもがいていましたが、しっかりと離さないトントン。
しかし、どうしていいのかわからなくなったのか
私に近づいてきて、助けを求められました・・・わ、私に言われても。
この後すぐにチョコがモカを引き取りに来てくれました。
モカという赤ちゃんの存在に慣れてきたトントン。
モカも活発に動き回るようになり、最近では
こんな風に2頭で遊んでいる姿もよく見られるようになってきました。
2頭の動きが激しすぎて、写真はほとんどブレブレになってしまいます・・・。
モカもトントンのことを遊んでくれるお兄さんと認識したのか
自分から積極的に近づいていくようになりました♪
これからはお互いがいい遊び相手になってくれそうです。
モカも生まれてから2か月が経ちました。
8月4日時点での体の色はこんな感じです。
だいぶ色も変わりましたね!
フランソワルトンは生後半年程かけて、全身の体の色がおとなと同じ色に変わっていきます。
その為このオレンジが見られるのも、残りわずかですよ!!
【飼育展示係 久保田】