更新日:2018.10.16サルの体重測定は
サルの体重測定は
動物の種類によって体重の量り方はそれぞれ違いますが、今回はフランソワルトンの体重測定の様子をご紹介したいと思います!
まず用意しなければいけないのは
体重計ですね(^-^)
100㎏も体重があるような大型の動物ではないので、普通の体重計で測定します。
普通の、と言ってももちろん動物に簡単に壊されない強度は必要ですが(^^;)
そしてこの体重計を空の部屋の中にセットして、サルに室内に入ってきてもらいます。
今回はライムの体重を量ってみましょう!!
そしてもう一つ、用意しなければいけない大事なものがあります。
それはこのピーナッツです。
これなしにはフランソワルトン達の体重は量れません。
それではどうやって体重を量るのかと言いますと、
はい、もう乗っていますね(笑)
体重計に乗る=ピーナッツが貰える、とすでに学んでいるのでこちらが何もせずとも自主的に乗ってくれるんです。
乗れたのでピーナッツあげますよ~
写真を撮っていたら、待ちきれずに掴まれてしまいました(^^;)
そしてサルがピーナッツを食べている間に体重を確認します。
今回のライムの体重は5.3kgでした。
一心不乱にピーナッツを食べています。
ライム、協力ありがとう!!
さて、現在ライムは1頭で飼育しているのですんなり終わりましたが、群れで飼育している個体たちはそうはいきません。
複数頭が同じ部屋にいる状態で行うと、強い個体が体重計から降りない(ピーナッツが貰える所だから)ので他個体の体重が量れないんです・・・。
その為、群れ個体の場合は何部屋かを使って上手く個体を移動して分けて行います。
その際ちょっとずるい個体は、ピーナッツを貰った瞬間に素早く体重計から移動してしまうのでサルとの駆け引きも重要になってきます(笑)
赤ちゃんのうちは母親が抱いたまま体重計に乗るので2頭分の体重を量ります。
その後母親が赤ちゃんを抱いていない時にもう1度量れれば、計算して赤ちゃんの体重もわかりますね。
ちなみに上の写真でモカを抱いているのは姉のココアですが(笑)
トントンにとって体重計は得体のしれない怖い物のようで、まだ1頭で体重計に乗れません。(左にいるのがトントンです。)
が!
先日の体重測定の際に、初めて1頭で体重計にちゃんと乗ることができました!!!!
しかし一瞬で移動してしまったため、体重を確認できず(T_T)
ちょっとずつ慣れていこうね。
最後は恒例、最近のモカです♪
野菜等の根菜や葉っぱももりもり食べるようになりました。
そして
1頭での大冒険もちょくちょくやっているようです(^▽^)
しかし途中で戻れなくなり、必死に鳴いてココアに回収されるのがお決まりのパターンに(笑)
【飼育展示係 久保田】