更新日:2018.12.30寒い日は・・・
寒い日は・・・
みなさん、こんにちは!
だいぶ寒さが増してきましたが、みなさんは風邪など引いていないでしょうか?
今回は寒さに負けず元気に過ごしているチベットモンキー達の様子をお伝えしましょう。
本来、寒さにはそこまで弱くないチベットモンキー達ですが、オスのイルミは22歳、メスのワカメは24歳と若くはないので、体調を崩さないように夜間は温風機をつけて寝室を暖めています。
朝一、チベットモンキーの寝室をのぞくと、暖かい時期にはもう動き出している時間でも、2頭とも止まり木の上から動きません。
まるでベッドからなかなか出られない私たちのよう・・・(ワカメは決して眠いわけではなく担当者のシャッターのタイミングが悪かっただけです。笑)
そしてよく見ると(特にイルミ)、手足の毛のないところが冷えるようで、なるべく外に出ないように手足を丸めています。
とても寒い日は2頭とも手足を丸め、2頭ぴったりとくっつき、団子になっています。
他の作業をしてから再びチベット舎に行くと、餌の時間なのでやっと動いてくれました。
ただ顔が冴えないイルミ・・・
そして展示場に出すのですが、出すとこんなワカメが見られます。
体は毛で覆われていますが、やはり手足は寒いようで、手は指先が見えません!
なんだか、かしこまっているかのよう・・・
ですがご心配なく!展示場にはちゃんと暖かいランプがついていて、そこで温まることができます。
担当者は冷え症なので、展示場準備の際に冷えた手先をここで温めることなんかもあります。
こんな感じで温まりながら、ワカメは毛づくろいをします。
ただ、晴れの日はランプの暖かさよりも太陽の暖かさのほうが良いようで、
ランプの前には2頭ともいません。日の光が当たって暖かそうですね。
曇りなどお天気が悪い日は2頭で団子になり、お互いを暖め合っています。
団子になって温まるといえば、こちらの動物も...
冬になるとよく見られる光景。
カンガルーの子どもはお母さんの袋の中でとても暖かいでしょうね!
単独生活の動物、例えばセスジキノボリカンガルーは他個体と暖めあうこともありませんし、さらに寒さも得意ではないので、
温風機とエアコンとアイランプをつけて夜間は過ごしています。ちなみにこれはタニの部屋です。
今回はここまでにして、次回はカンガルー舎の寒い日について書こうと思います!
チベットモンキー・セスジキノボリカンガルー担当 坂上