更新日:2019.04.19しましま だぁれ?
しましま だぁれ?
皆様こんにちは。
今回は、最近、展示場デビュー!した個体を紹介したいと思います!
さて、いきなりですがこちらの写真、一体何の動物でしょうか...?
しましま模様が特徴的ですね。
しましまの動物と言えば???
シマウマ? イノシシの子どものウリ坊?
いえ、違います。実は...
正解はエミューのヒナでした!!
あの大きなエミューからは想像がつきにくいかと思いますが、
ヒナの時は敵に見つからないようカモフラージュのため、
茶色のしましま模様なのです。
以前エミューをご紹介したこちらのブログ。(→以前のブログはこちら)
振り返ってみましょう...
そう!!実はあの時に温めていた卵から、
3月21日に無事、1羽ふ化したのです。
今は親のシロ(オス)がヒナの面倒を付きっきりで見ています。
カラスなどの敵が来ると一生懸命威嚇して追い払ってくれます。
本当にイクメンな鳥ですね~
そして、今までは野生のタヌキやカラスから保護するため、網の張ってあるスペースで過ごしていたヒナですが、
生後約4週間が経ち、運動量が必要なため、今回大展示場にデビューしました。
少し遅くなってしまったデビューですが、元気に展示場を縦横無尽に歩いていました。
地面をつついたり、水浴びをしたり...
他の2羽のメスもヒナを気にして面倒を見てくれてました!
天気も良く、最高のデビュー日和でした。
これからは運動のためにヒナも展示場に出ています。
しましまの可愛い模様が見られるのは今の時期だけですので、
是非この機会に探してみてください。
(生後 約2か月で換羽が始まり、徐々に親と同じ羽根になっていきます)
展示場の奥や、下のモート(坂の下の溝のところ)にいることが多いと思いますので、
見つかりにくいかもしれませんが...頑張って探してください...!
成長の早い走鳥類のヒナですので、今後の成長が楽しみです。
皆様もどうか温かい目で見守ってください。
以上、エミューの近況報告でした。
飼育展示係 アカカンガルー・エミュー担当
濱田