更新日:2019.05.23孵化しました!(ベニジュケイ編)
孵化しました!(ベニジュケイ編)
皆様いかがお過ごしでしょうか。
5月半ばを過ぎ、そろそろ梅雨の時期がやってきますね。
ズーラシアは10連休のゴールデンウイークも無事終わり、園内は遠足に訪れる子供の声で賑わっています。
久々のブログ更新ですが、今日は皆さんに嬉しいお知らせです!
もうすでにご覧になった方もいるかもしれませんが、
5月10日に、ベニジュケイが2羽孵化しました!!
▲孵化後1日目。なんとなく羽がぽわぽわしていますね(カメラのせい...?)
親は4月10日頃から展示場にある巣箱に籠りはじめ、約30日でヒナが孵化しました。
野生のベニジュケイは樹上に巣を作るので、展示場の巣箱は高いところにあります。
孵化して1日ほどで地面に飛び降り、親の周りを走っていました。
▲孵化後2日目。1日目とあまり変わらないですね...
お客様に、「卵から孵って2日目ですよ~」、というと驚く方がとても多いです。
キジの仲間は【早成性(そうせいせい)】といって、孵化して少し経つと自力で歩くことが出来ます。
地上で暮らす鳥は、自力で逃げることが出来ないとすぐに捕まってしまうので、孵化してすぐでもこんなに歩けるんですね(^^)
(ちなみに、樹上で巣を作るコウノトリは晩成性(ばんせいせい)といって、孵化してから約2ヶ月は巣から離れず、親から餌を貰って育ちます。鳥の種類によってヒナの育ち方も違うんですよ!)
▲孵化後6日目。もう木の上にも飛び乗れます。
前の2枚の写真と比べると羽が体を覆うほど伸びているのがわかります。
まだまだ体は小さいですが、これからどんどん成長していきます。
この姿が見られるのは今だけなので、ぜひ展示場に見に来てください(^0^)
(獣舎はアムールヒョウの向かい側です!ダッシュを見に来るついでにぜひ!!!)
(キジ類魅力向上委員会 いいじま)