更新日:2022.06.12~ 6月4・5・6日 ~
~ 6月4・5・6日 ~
今年も忘れていました。
6月4日は「虫の日」だったのでした。
そして、6月5日は「環境の日」、6月6日は「カエルの日」ということです。
(「世界カエルの日」という日もあり、それは3月20日だそうです。)
全部過ぎてしまいました・・・。
さらに、6月は「環境月間」です(これはまだ期間中ですね)。
「虫の日」ということで、いつも変な虫を紹介しているので、今回はキレイな虫を紹介します。
ホシベニカミキリというカミキリムシです。
赤い体に黒い点が散りばめられた、きれいなカミキリムシです。
同じようなカラーリングの虫といえば、
テントウムシがいますね。
これはナナホシテントウではなく、おそらくナミテントウだと思われます。
ナミテントウは同じ種なのに地域や個体によって、いろいろな模様があります。
この写真をズームアウトすると、
テントウムシの先にはエサのアブラムシがいます。
しかし、その横には護衛のアリが!
アリはアブラムシをテントウムシから守り、甘い蜜をアブラムシからもらうのです。
また、アブラムシが増えすぎると、植物が弱ってしまいます。
昆虫だけでなく、自然の中で生き物たちは複雑に関係しあっているのですね。
次に、「カエルの日」といえば、園内のワニ池でのオタマジャクシがカエルになっています。
しかも、今年の6月6日は関東地方が梅雨入りした日でした。
カエルと雨はお似合いですね。
ヤマアカガエルのオタマジャクシ
手が生えると、顔つきもカエルらしくなってきますね。
カエルになると上陸してなかなか見つけにくくなってしまいますが、今は手足が生えてきたいろいろな成長段階のオタマジャクシが観察できます。
オタマジャクシはコケなどを食べていましたが、カエルになるとエサが昆虫などに変わります。
そして、この小さいカエルはヘビなどのエサになってしまいます。
大人のカエルになるまでには、この後もさまざまな試練が待ち構えています。
昆虫の視点、カエルの視点、ヘビの視点と、どの種の視点から見るかによっても、感じ方が違うと思います。
いろいろな角度から考えることによって、生き物たちのつながりがわかってくるのではないでしょうか。
最後に、6月は環境月間ということですので、身近な自然について考えてみてください。
鈴木