更新日:2023.03.313月のどうぶつ教室「シマウマキーホルダーを作ろう」
3月のどうぶつ教室「シマウマキーホルダーを作ろう」
みなさん、こんにちは!
3月のどうぶつ教室は、サバンナゾーンの動物を主役に実施しました。
「シマウマキーホルダーを作ろう」と題し、オリジナルのアクリルキーホルダーを作りました!
その様子をご紹介したいと思います!(*'ω'*)
キーホルダーを作る前に、草原エリアに展示している動物の紹介をしました。
草原エリアには、草食動物のキリン、グラントシマウマ、エランドの3種と、肉食動物のチーターが一緒にいます。
お客様から、チーターはシマウマやキリンを襲わないの、とよく聞かれますが、チーターは自分より体の大きな動物は襲わないと言われています。
そのため、一緒に展示している草食動物は襲われることがほとんどありません。時々、草食動物を追いかけることがありますが、大体の場合返り討ちにあっています。
草原エリアの動物の紹介をした後は、模様のクイズをしました。
上の写真の模様はそれぞれどの動物の模様か、みなさまわかりますでしょうか?
1枚目と2枚目はよく見たことある動物の模様だと思いますが、3枚目の模様はあまり記憶にないのではないでしょうか('ω')ノ
それでは答え合わせをしたいと思います。
左からキリン、チーター、エランドの模様でした!
みなさま、わかりましたでしょうか?(*'ω'*)
しかし、まだ1種紹介をしていない動物がいますね?
そうです!
黒白のしましま模様が特徴的なシマウマの紹介をまだしていません!
どうしましょう!?シマウマを紹介しようにもモザイクでシマウマの模様がわかりません!
さぁ~、ここでみなさまにやっていただくことはシマウマの模様を思い出し、描いてもらうことです!
参加者のみなさまにシマウマの輪郭だけが描かれた紙をお配りしました。
この紙に模様を描いてもらいますが、模様以外にもタテガミや尻尾、ひづめなど足りない部分がありますので、みなさま思い思いに描いていました。
ブログを読んでいるみなさまも、ぜひ想像してみてください。
シマウマの模様を想像するのも、意外と難しいと思います( *´艸`)
それでは答え合わせをしたいと思います。
シマウマの模様はこのようになっています!
縦模様の他にもお尻にかけて横模様になったり、肢は横模様だったり、タテガミもしっかり白黒に分かれて生えていますね。
ちなみに豆知識ですが...素肌は黒色をしており、その上から白黒の毛が生えているそうです('ω')ノ
シマウマの模様がわかったところで、今度はプラバンにオリジナルのシマウマを描きました。
こちらもシマウマの輪郭だけのプラバンをお配りし、みなさま自由に描いていました!
できた参加者からプラバンを焼いていきました。
プラバンを200℃のオーブンで焼くと、こんな風になります。
みなさまきれいにできています!
しかし、今回どうぶつ教室で使用したプラバンは、購入したものではありません。
お弁当箱のフタに使われているプラスチックを捨てずに再利用しました!
お弁当箱のフタでもアクリルキーホルダーが作れるのは、何とも驚きですねΣ(・ω・ノ)ノ!
今回、お弁当箱のフタを再利用したのは、「プラスチック問題」を考えるきっかけにするためです!
プラスチックが河川から海に流出する量は年間800万トン以上と言われています。
プラスチックは自然に分解されず、エサと間違えて動物が飲み込む事象が発生しています。
また、それは海の生きものにとどまらず、プラスチックを体内に取り込んだ魚などを私たち人間が食べることで、私たちの体内にもプラスチックが知らないうちに蓄積されていく危険性があります。
私たちにできることは少ないかもしれませんが、まずはプラスチックゴミを極力出さない取り組みからしていくのも、1つの方法だと思います。
そんな思いで今回のどうぶつ教室を実施しました。
今回のどうぶつ教室で、プラスチック問題を考えるきっかけになればと思います。(*'ω'*)
【どうぶつ教室担当 矢向】