更新日:2023.11.21キントキ、おとなへの一歩
キントキ、おとなへの一歩
みなさまこんにちは◎
レッサーパンダのキントキは、2022年7月に生まれ、もうすぐで1歳半になります。
レッサーパンダの性成熟は大体1年半程度といわれていますので、オスのキントキは母親のキク、そしてメスきょうだいのヒナギクとは離れ、そろそろ1頭で過ごす時期を迎えました。
3頭で過ごしているときはこんな感じ......
せっかくなので数枚載せちゃお......
渡木の上に3頭......
小展示場に3頭......
木の上にも3頭......
ずっと親子3頭で過ごしてきましたが、10月下旬頃から少しずつ、キントキは1頭で過ごす時間を増やす練習を重ねてきました。
元々とっっってもマイペースなキントキ。
お部屋に帰る時、展示場で母ときょうだいに置いて行かれても、自分の好きな行動をしているようなキントキなので。
寝室を分けても......特に慌てる様子もなく。
分けて数時間後、竹を交換するために通路に出してみればいつも通りのキントキです。やっほー。全然大丈夫そうだね~
そんな性格ではありますが、なんだかんだで母親のキクのそばにいる姿もよく見ていたので、1頭で不安にならないかなぁなんて心配もしていましたが、寒くなり竹の採食量も増える時期になってきましたので、モリモリと前にも増して食欲は満点。
持ち前の運動神経の良さで、今まで乗ることのなかった天井近くのパイプに登る技まで身に着けました...!
初めて登った時はそんなところに登れるの......と驚きましたが、父親のまめたろうも同じことをするので、「さすがまめの子......」とつぶやく担当者。
あ、顔が随分まめたろうに似てきていますが写真はどちらもキントキですよ。
よくそんなところまで登るわね......。
降りるのがちょっとヘタなのが心配ですが......。笑
(のぼりおりしやすいように良い位置に木を1本つける予定で最近せっせと木を加工中......)
1歳を過ぎて、「おとな」への成長をみせている子どもたちです。
今後は展示場でも、1頭で過ごすことになっていきます。
それはまだ練習中......とはいえ、もうすぐかな?
練習中の様子はこんな感じ。竹を口いっぱいにむしゃあ
うん、順調そうね◎
ブログがアップされる頃にはもしかしたら、1頭で展示デビューをしているかもしれません👀
そんなキントキとヒナギク、最近の「おとなへの一歩」をまた紹介したいと思います。それはまた別のブログで......!
担当エリア(亜寒帯の森)に反して寒がりすぎる故、防寒対策を日々考えている担当者:イケダ