更新日:2024.04.30どこで見分ける?
どこで見分ける?
新年度が始まって1カ月、みなさま新しい生活には慣れましたでしょうか?
新生活は新しい出会いも多いはず、まだまだ顔と名前が一致しないよ~(*_*)という方もいらっしゃるのでは。
ちなみに、ぱかぱか広場の馬たちは体の大きさや毛の色などが様々なので、見分けるのはとっても簡単!
わたしもすぐに5頭の馬たちを見分けることができるようになりました。
それでは、体の大きさも色もそっくりな馬の場合はどんな風に見分けたらよいのでしょう...?
そこで今回は馬を見分けるポイントの1つを紹介したいと思います。
いったいどこで見分けるのかというと?
「つむじ」です。
馬のつむじは「旋毛」と呼びます。
旋毛は全身に複数あり、この旋毛の数や位置で個体識別を行うのです。
どのように識別するのか、光翔を例えに少しお話しますね。
ぱかぱか広場の光翔の部屋の横にある木札を見ると、名前の他に品種や血統などが書かれています。
注目してもらいたいのは、特徴の所。
「特徴 珠目二・吭搦左・波分」
一体何のこと??なんて読むの?と、なりますよね。
実は、これは旋毛のある場所のことなんです。
旋毛は部位ごとに19種の名称があり、さらに細かい決まりがあります。
まず一つ目の珠目(しゅもく)とは、正面から見て耳の付け根の下から頬の出っ張りの辺りまでにある旋毛のこと。
光翔は珠目に二つ旋毛があるので「珠目二」になります。
(似た特徴の馬がいる場合は「上・正・下」に分けて特徴を捉えることもあります)
二つ目の吭搦(ふえがらみ)は首を3等分した時の頭側1/3の喉の所です。
光翔は左側に一つあるので「吭搦左」。
波分(なみわけ)は首の残り2/3の喉側のことを指します。
光翔はちょうど首の真下辺りにあります。
さてここまでつむじのお話をしてきましたが、もちろん旋毛はポイントのうちの1つで、上の写真のソフィアのような顔の白い模様(白斑)や毛色、その他の特徴などを組み合わせて馬たちを見分けています。
模様ごとの名称や決まりもありますが、少し長くなってしまうので気になる方はぜひ調べてみてくださいね!
ぱかぱか広場の馬たちもそれぞれ旋毛のある位置は違うので、遊びに来た際は見比べてみるのも面白いと思います。こんなところにも「つむじ」があるんだ!と新しい発見があるかもしれません(●^o^●)
ぱかぱか広場 水戸