更新日:2024.05.04~ 擬態☆見つけたい! #訂正版+ ~
更新日:2024.05.04
~ 擬態☆見つけたい! #訂正版+ ~
前回紹介したアカボシゴマダラの幼虫の擬態について訂正します。
(前回のブログ:擬態☆見つけたい#22)
越冬幼虫が脱皮しました。
↓ この幼虫が下の写真のようになると紹介してしまいましたが・・・
これは夏に見られるタイプの幼虫でした。
実際、越冬幼虫が脱皮後、成長すると・・・
こんな感じになります。
継続して観察できたことが無かったので知りませんでした。
申し訳ございませんでした。
ではなぜこのカラーリングのままなのでしょう?
それは食草であるエノキの新芽を見れば一目瞭然!
どうでしょう?
エノキの新芽にそっくりの色合いですよね。
まわりの新芽を食べつくしても、幼虫自体が葉っぱに見えます。
その後、
枝にしっかりつかまり、動かなくなりました。
前蛹と呼ばれる状態です。
そして、脱皮をしてサナギになります。
どこにサナギがあるかわかりますか?
サナギまで葉に擬態しているのですね。
探してみてください。
※アカボシゴマダラは特定外来生物のため、飼育・運搬などが禁止されています。
(以前のブログ:アカボシゴマダラ)
鈴木