イッちゃんについてのお知らせ

10月中旬より、バックヤードで過ごしていたイッちゃん。

昨年と同様の経過で、鶏頭を食べなくなったり...

魚を食べなくなったり...小松菜や蒸しイモも...と日に日に食べるものが減っていき...

出産のためのお部屋の前でそわそわと落ち着かない様子がみられるようになり...

昨年の繁殖と同日の11月18日に１頭の赤ちゃんが誕生しました！

イッちゃんは、巣箱の中でとても落ち着いて赤ちゃんを舐めたり、優しく抱えたり、授乳しやすいような姿勢をとったり...と安定の育児がみられています。

とは言っても、昨年のことがあるのでまだまだ安心できません。1日1日...どころか、2~3時間置きの授乳のたび大きな声で鳴く赤ちゃんの姿を確認してほっとすることの連続です。イッちゃんの顔と腕の間が寝る時の定位置になっていますが、生まれた日の赤ちゃんと、

2週間経過した赤ちゃん

大きく成長しているのがよくわかります。

野生では、雪に堀った穴の中に籠って出産育児を行うホッキョクグマ。

イッちゃんもしばらくの間はこの巣箱の中でごはんを食べずに育児を行い、わたしたち飼育員もモニター越しでの観察を続けています。イッちゃんに安心して育児を続けてもらうには、静かな環境も大切なため、ゴーゴの観覧にあたっては、観覧場所の制限から皆さまにもご迷惑をおかけしておりますが、どうか引き続きご理解とご協力をお願いいたします。

赤ちゃんが無事に育ちますように。

担当：いとう　さくら

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