更新日:2017.12.03アサヒが朝日を浴びて
更新日:2017.12.03
アサヒが朝日を浴びて
とある朝のアサヒです。
朝ごはんを食べ終わるとだいたいすぐに眠ってしまうアサヒが珍しく起きて、外を眺めていました。
上の写真ではわかりにくいですが、ミナミコアリクイのアサヒがのぞいていたのは、屋内展示場にあるこの小窓です。
なぜ、わざわざアサヒがこの小窓から外を眺めているのかな?と思い、屋内展示場の正面に行ってみると・・・。
『日向ぼっこ』をしていました!
しかも、コアリクイの長い爪がひっかからないよう、安全のために設置した格子の隙間に鼻先を差し込んだ状態での日光浴です。
「あぁ、お鼻が暖かい~」
まさか格子がこんな風に使われるとは・・・。
考えましたね、アサヒさん。
朝日に照らされ、なんとも神々しいアサヒ。
『至福の時』という表情をしています。
後ろから見ると、こんな感じ。
背筋をピンと伸ばし、お腹を温めているようです。
そういえば、目の前にいるアカエリマキキツネザルのみなさんも両足を広げ、お腹いっぱいに太陽の光を取り込むポーズで日光浴をしていましたね。
アサヒがキツネザルの行動を見ていて学習したかどうか?は定かではありませんが、自然の恵みを体全体で感じているアサヒでした。
※ミナミコアリクイは寒さが苦手な動物であるため、健康管理の面から、基本的に冬期は屋内展示とさせていただいております。
ご了承ください。
飼育展示係 大谷