更新日:2017.12.11アナグマの落ち葉ベッド
更新日:2017.12.11
アナグマの落ち葉ベッド
今年は寒くなるのが例年より、少し早いようですね。
朝晩の冷え込みが堪えるようになってきました。
小獣舎のアナグマたちも、冬越しのためにしっかり脂肪を備え
ころころふわふわの体型になっています。
野生のアナグマは、冬の間巣ごもりと言って
自分で掘った巣穴の中で、ほとんど食べず眠って過ごすため、
春までの脂肪が必要なのです。
そこで、アナグマのデコポンにも、落ち葉のベッドをプレゼント。
餌をさっさと食べ終わると、
ゴソゴソと落ち葉をかき分ける音がしているなっと思ったら、
後はし~ん...
もうぐっすりです。
いつもなら、こんなふうに
「もっと、餌のおかわりください」とばかりに、
格子からかわいい鼻先を突き出して、私が片付けを始めるまで諦めないのに。
ぐっすり眠っていたので写真を撮っていたら、気づかれてしまいました!
「気持ち良く寝ていたのになんだよ」と言わんばかり。
そして「もっと、餌くれるのかい?」と、起きてしまいました。
あらら、寝ぼけ顔の頭の上にチョコンと葉っぱが一枚乗っていますよ。
これから、本格的な寒さがやってきます。
小獣舎の仲間たちも、そしてみなさまも、
体調を崩さず、良い年が迎えられますように。
飼育展示係 尾崎