動物園の取組みと経営状況
よこはまのどうぶつえん(よこはま動物園ズーラシア、野毛山動物園、金沢動物園)では、動物種の保存や調査研究に携わるとともに、野生動物保護や自然環境の保全に関する様々な環境教育普及活動を行っています。
収支について
動物園は、主に(1)入園料(野毛山動物園は無料)、(2)市からの指定管理料、(3)飲食・物販店、駐車場などの売上(経営事業収入)を財源として事業を行っています。
(1)、(2)は指定管理事業の財源に、(3)は自主事業及び経営事業の財源になっています。
経営上の課題
当協会は、絶滅の危機に瀕する野生動物とそれを取り巻く自然環境の現状を、広く来園者や市民の皆様に知っていただき、野生動物や自然環境の保護を推進するための環境教育普及活動に積極的に取り組み、発展させることが重要な社会的役割と考えています。
しかし、経営事業の収益だけでは、環境教育普及活動及び広報・プロモーション活動を十分に行えないのが実状です。
また、厳しい経済情勢のなかで指定管理料も限られており、動物園の健全な管理運営を行うためには、さらなる財源の確保が必要となります。
協賛をはじめとするメンバーシップ制度の確立
そこで、当協会は、動物園での取組みを今後も継続し発展していくために、指定管理料や経営事業収入のほかに、私たちの活動にご賛同いただける皆様から協賛金・支援金を募り、活動費の一部に充てさせていただいております。
動物園のメンバーシップ制度
一般協賛
環境教育普及活動や広報・プロモーション活動費など自主事業資金のご支援を募る制度です。
協働事業協賛
事業資金をご支援いただくとともに、当該事業にボランティアとして参画し、当協会と一緒に活動していただける皆様を募る制度です。
※ 現在は、植栽費のご支援とズーラシアの緑化活動にボランティアとして参画していただいています。
アニマルペアレント
動物園の動物たちが今よりもっと豊かな生活が送れるように、皆様からのご支援を募る制度です。お寄せいただいた支援金は、主に動物のエサ代や遊具、展示場改善などに使わせていただいています。
アニマルペアレント詳細はこちらへ
お問合せ先
〒231-0021 横浜市中区日本大通58日本大通ビル2階
(公財)横浜市緑の協会 動物園部 動物園調整課
電話:045-228-9439
協働事業協賛の事例
きれいな花壇ができあがりました
動物園では四季を通して様々な花を咲かせています。
平成20年から毎年、ズーラシアの協賛企業である三井住友海上あいおい生命保険株式会社様の社員とその家族のみなさまに、社会貢献活動の一環として園内の花壇作りや植樹を行っていただいています。各回50~150名の方に参加していただき、たくさんの花を植えて華やかな花壇ができました。
企業協賛
よこはまのどうぶつえん協賛会社の募集
よこはまのどうぶつえん(よこはま動物園ズーラシア、野毛山動物園、金沢動物園)では、「自然保護」「調査研究」「繁殖活動」「教育活動」などの動物園に求められる役割を果たすための広報宣伝、教育普及活動にご支援いただくという趣旨のもとに企業協賛を募っております。
詳細につきましては、以下にお問合せください。
(公財)横浜市緑の協会 動物園部 動物園調整課
電話:045-228-9439
e-mail zoo-chousei@hama-midorinokyokai.or.jp