こども植物園マップ
バラ園 くだもの園 竹園 シダ園 野草園 生垣園 花木園 薬草園 温室 メタセコイヤの並木 水生植物 木原均博士記念碑 展示研修館 緑の相談所
バラ園
バラは世界中の人々に愛され、横浜ともゆかりの深い花です。横浜市は、1989年市制100周年、開港130周年という節目の年を迎え、市民公募により市の花に「バラ」を制定しました。2009年には開港150周年記念のバラ「はまみらい」も発表され、園内にも多く植栽されています。 2020年3月に大規模な改修工事が終わり、約150種類300株のバラが植栽された「クラシックローズガーデン」としてリニューアルしました。
バラ園リーフレットダウンロード
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※両面印刷の場合は、A4用紙両面2枚8ページ分です。左側に折りがくるように「2つ折り」し、内側に3~6ページがくるように挟み込んでご利用ください。
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くだもの園
樹形・花・実のなっている様子を見られるよう、カキ、ブドウ、カンキツ類、ウメなど、日本で多く生産されているくだものを栽培しています。特にカキは、甘柿では最も古い品種で神奈川県産の「禅寺丸」をはじめ約100種を一堂に集め、植物園では全国一のカキコレクションとなっています。
竹園
こども植物園では、タケは四角の枠、ササは丸い枠、バンブーは枠なしと分けて植えています。また、エジソンが電球を作った時に使った京都のマダケや横浜の名前がつけられたササのヨコハマダケなどを植えています。
シダ園
シダ類は、花の咲かない維管束植物で、胞子や体が分かれて殖えます。世界に約1万種、日本には640種があります。こども植物園では、シダの根・茎・葉の区別、胞子のうの形やつきかた、はえている様子を観察できます。
野草園
野草園は、野の花に親しみながら自然を知り、大切に守ってもらうため、市内の野山や道端に昔からあった野草を集めています。よく見かける草花も多く、形や名前を覚えるとより身近に感じることができます。石を組み合わせたロックガーデン風にしつらえてあり、山や林の静かなたたずまいやおもむきをお楽しみください。
生垣園
生垣は、家や庭の囲いや仕切りとして樹木を使っている垣根のことで、風や火を防いだり、目隠しの役割も果たします。生垣に適する樹木には刈り込みができ、芽吹きの良い種類が選ばれます。
花木園
花木園には、2月に咲くマンサクや早春のコブシを皮切りに、サクラ、ツツジ、シャクナゲ、サルスベリ、キンモクセイ、サザンカと季節を通して花が楽しめるようにさまざまな種類の花木や魅力ある樹木を植えています。
薬草園
薬草のほか、人間がよりよい生活をするために発見し利用していた植物を集めています。
温室
冬の寒さや雨の多い日本の気候とは異なる熱帯・亜熱帯の植物と、乾燥地に生えるサボテンなどの多肉植物を集めた2つの温室があります。
メタセコイアの並木
植物園の裏門近くには、約30メートル以上の高さのメタセコイアの並木があります。まっすぐに立派に成長しています。
水生植物
田んぼや沼地、川や湖など水分の多い場所に生えるが、開発が進み、水辺は埋め立てられ、川や湖が汚れ激減しています。
ここでは、かつて横浜のどこにでも見られた水生植物を中心に、鉢で栽培しています。
木原均博士記念碑
木原博士は植物遺伝学者であり、高等植物の遺伝学、進化学の分野で数々の業績を残し、特に、倍数体植物の染色体行動に関する研究で、世界に先駆けて「生物が個々の生活機能を営むための最小限の染色体のセットの単位」という「ゲノム説」を確立・定義することで21世紀の生命科学の基礎を築きました。またゲノム分析法による栽培コムギの祖先種を解明、「木原博士はコムギ博士」とも言われているほか、スイバにおける性染色体の発見、三倍体を利用した種なしスイカの作出で世に知られ、研究は広く博物学領域に及びました。
こども植物園は「木原生物学研究所」の敷地を活用し、整備したものです。
展示研修館
1F展示室では企画展を定期的に開催しています。
2F研修室では「こどもの講座」、ガーデニング教室・フラワーアレンジメント教室などの「大人の講座」を開催しています。
緑の相談所
庭木・花木から野菜作りなど、植物全般に関するご質問に無料でお答えします。電話による相談もできます。