旬の花

児童遊園地で咲いている植物をご紹介します。
駐車場のそばで咲いているのは、
ハコネウツギ↓

ハコネウツギは、花の色が白から赤に変化するのが特徴です。
「ハコネ」と名がついていますが、箱根にはあまり自生しておらず、
「ウツギ」は、枝が中空なので、空木と名前がついています。
ハコネウツギはスイカズラ科に分類されています。

ハコネウツギとよく似た「タニウツギ」という植物がありますが、
タニウツギは、ピンク色の花だけなので、見分けがつきます。


児童遊園地のあちこちで白い花を咲かせているのは、
ウツギ↓

〇〇ウツギではなく、「ウツギ」のみ。
卯の花と呼ばれることもあり、旧暦の4月（卯月）に咲くことが由来です。
ウツギはアジサイ科に分類されていて、
やはり枝が中空です。
純白の花は薄暗い樹林地でよく目立ちます。

他にもコゴメウツギ（バラ科）等とウツギと名がつく植物はいろいろあって、
どれも枝が中空なのでウツギの名がついているのですが、分類はさまざまです。


さて、純白といえば、こちらの花も清楚で美しいです。
ドクダミ↓

庭にはびこって困る！という声がきこえてきそうですが、
清々しくて美しい花だと思います。

ちなみに、ベトナムでは料理のトッピングとして、
生のドクダミの葉を食べます。
見た目はドクダミそのものでしたが、
日本のドクダミよりマイルドな香りで、
とてもおいしかったです。

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