更新日:2018.08.28ヒマラヤ杉のシダーローズ
更新日:2018.08.28
ヒマラヤ杉のシダーローズ
俣野公園北側の芝生広場脇にそびえるヒマラヤ杉。
高いその枝先を目をこらして見てみると何やら白っぽい実のようなものが。
ヒマラヤ杉、実は松の一種で枝先に松笠の実をつけるのです。樹木図鑑によればヒマラヤ杉は「雌雄同株、雌雄異花」で、樹齢30年を超えないと雌花がつかないため、この実(球果)もできないとのこと。この白い球果はやがて褐色になり、種を風で飛ばした後、笠を木の根元に散らします。そして残った笠の先端部分こそ、バラの花が開いたような姿の「シダーローズ」と呼ばれるヒマラヤ杉の松ぼっくりになります。
シダーローズ。クリスマスツリーのオーナメントやリースづくりにはおなじみのアイテムですね。
風の強かった日の後など、ヒマラヤ杉の根元を探索して「シダーローズ」を見つけてみてはいかがでしょう。